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「歯医者さんにむし歯になってから」では遅い!?健康な歯を生涯に渡り維持するためには?
こんにちは。
千川駅から徒歩1分の場所にある【千川駅前歯科】です。
一昔前までは、「むし歯になってから歯医者さんへ行く」ことが当たり前でありましたが、健康な歯を少しでも多く維持していくためには、見直さらなければならない現状がありました。
そこで今回は健康な歯を生涯に渡り維持するためには、どうしていけばよいのか、詳しくご紹介していきます。
むし歯になった時だけ歯医者さんを受診することを繰り返していては、歯だけが削られていき、最終的には歯を残すことができなくなり、抜歯を余儀なくされるケースも少なくありません。
また、一度削ってしまった歯はむし歯になりやすく、詰め物と歯の隙間からむし歯菌が侵入して、二次むし歯となるリスクが非常に高いものとなります。
健康な歯を守るためには「むし歯になってから歯医者さんへ行く」のではなく、「むし歯にならないように予防するために歯医者さんへ行く」ことが重要となります。
3~6ヶ月に1度ほどの頻度で歯のクリーニングを行ったり、スケーラーで歯石除去などをおこなったりして、むし歯や歯周病の予防へとつなげていくことが望まれています。
厚生労働省の調査によると、80歳までに20本の歯が残っていれば、生涯に渡り食生活を楽しんでいけるといわれています。(8020運動)
平成5年(1993年)では20本以上の歯の保有者率は11.7%と低くありましたが、平成28年(2016年)においては、44.2%と大幅に所有者率が上昇した結果となりました。
これは20年以上に渡り歯の大切さを伝え続け、予防の重要性を広く伝え続けてきた歯科医療者達の努力の賜物ではないでしょうか。
平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要 – 厚生労働省 -表17. 20本以上の歯を有する者の割合の年次推移https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-01.pdf
日本歯科医師会「8020運動」
https://www.jda.or.jp/enlightenment/8020/
当院では一貫して患者さまのお口の中の様子を診ていけるように、患者さんお一人に対し、1名の歯科衛生士が継続して担当いたします。そうすることでお口の中の少しの変化にも気づきやすくなり、患者さまとの信頼関係も築きやすくなります。
予防・クリーニングについてご相談ありましたら、お気軽にご相談ください。