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セラミックの被せ物のメリット・デメリットは?
こんにちは。
千川駅から徒歩1分の場所にある【千川駅前歯科】です。
近年では天然歯と見分けがつかないほど審美性に優れている「セラミック」の詰め物・被せ物が注目されています。
しかし、セラミックとはどのような特徴があるのか、まだまだ知らない方も見受けられるのも現状であるでしょう。
そこで今回は、セラミックについて詳しくご紹介していきます。
セラミックの被せ物とは、陶器を歯科用に強化させて作りあげたものです。
金属を一切使用していないため、天然歯のような透明感のある白さを再現することが可能です。
セラミックは私たちの生活には欠かせないものであり、例えば白い包丁などもセラミック製であり、人工関節に使用されるほど親和性にも優れています。
一般的な銀歯を見た目のいい詰め物・被せ物にに変えたいとお考えの際にも、おすすめなものとなります。
●天然歯のような美しさ
まるで天然歯のような透明感のある白さがあります。
口元の印象も明るくなるでしょう。
●汚れがつきにくい
天然歯や銀歯と比べると、セラミックの詰め物・被せ物は汚れがつきにくい特徴があります。
お口の環境づくりにも影響を与えるものとなります。
●歯肉にも影響を与えにくい
銀歯の被せ物は金属イオンが流れ出し、歯肉を黒くする恐れもありますが、セラミックではその心配はありません。
●金属アレルギーの心配がない
金属を一切使用していないため、金属アレルギーの方であっても心配ありません。
●二次むし歯になりにくい
数ミクロン単位まで精密な詰め物・被せ物を作製できます。
歯と詰め物・被せ物との隙間が生じることがなく、むし歯菌が侵入することが難しいため、二次むし歯の心配も少なくなります。
●自費診療
セラミックの詰め物・被せ物は保険診療は適応されません。
そのため全額自己負担となります。
費用についてはご相談ください。
●自費診療
銀歯と比べると耐久性に劣り、ひびが割れたり、一部が欠けたりしてしまう恐れもあります。
当院では丁寧なセラミック治療を実施しております。
厚生労働省の調査では、年々むし歯罹患者数は減少傾向にありますが、一方で65歳以上では増加傾向にあるとも報告があります。
むし歯を予防することが私たち歯科医師の第一の目標でありますが、年齢を重ねるごとにむし歯リスクも高まり、詰め物・被せ物の必要性も高まっていくのが現状であるといえるでしょう。
詰め物・被せ物の治療が必要になった際には、セラミックもぜひご検討ください。
出典: 厚生労働省 _歯科医療(その1)「歯科傷病分類別の推計患者数」
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000816087.pdf