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銀歯がコンプレックスになる?口元の審美性と見過ごせないデメリット
こんにちは。
千川駅から徒歩1分の歯医者【千川駅前歯科】です。
一昔前までは銀歯の被せ物が主に活用されていました。
しかし近年では銀歯による影響や、見た目が課題となっています。
そこで今回は銀歯のデメリットや銀歯に代わる被せ物について、詳しくご紹介します。
現在の銀歯の治療は、1961年から始まりました。
60年以上経過した現在も変わりなく、むし歯治療の過程で被せ物や詰め物が必要になった際の保険診療で行える治療法として広く活用されています。
銀歯は複数の金属からできる合金であり、その中には海外などでは使用が禁止されている金属も含まれているのも事実です。
しかし日本では「国民皆保険制度」が導入されており、「すべての国民が最低限の医療を受けられる」ことを目的として歯科治療では今現在も安価であり広く普及されている「銀歯」が使われ続けています。
【日本の国民皆保険制度の特徴】 – 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000377686.pdf
銀歯について理解を深めていきましょう!
【メリット】
●保険診療適用
保険診療が適用されているため、治療費を抑えられます。
●耐久性に優れている
金属の特性上、破損する可能性が低い被せ物です。
【デメリット】
●銀歯の下がむし歯になりやすい
銀歯の構造上、歯と銀歯の間に隙間ができやすく、むし歯になりやすい傾向にあります。
●見た目が悪い
天然歯との色合いに差があり、目立ってしまいます。
●金属アレルギーの心配がある
お口の中の銀歯は唾液によって溶かされ、金属イオンが溶けだして体内に蓄積されてしまいます。
そのため、金属アレルギーを誘発しやすいです。
●メタルタトゥー
金属が溶けだし、歯肉に色素が沈着して変色してしまう恐れもあります。
近年では銀歯にかわる、セラミック製の被せ物が注目されています。
【メリット】
●見た目がいい
天然歯のような透明感のある被せ物であり、周囲の歯と馴染み違和感もほぼありません。
●むし歯になりにくい
被せ物と歯の間に隙間ができにくいように設計されているため、むし歯リスクを抑えられます。
●経年劣化しにくい
セラミックは食べ物や飲み物の色素が沈着しにくく、経年劣化しにくい特性があります。
【デメリット】
●費用が高価
自由診療となるため全額負担となり、銀歯よりも高価となります。
●外部からの衝撃に弱い
ひびが入ったり、破損してしまうリスクがあります。食いしばりや、歯ぎしりなどがある方は注意が必要です。
当院では銀歯にかわる、天然歯と被せ物をご用意しております。
むし歯を繰り返すことを予防したいと考えている方、銀歯からセラミックの被せ物に作り変えたい方など、お考えの方はお気軽にご相談ください。